マイニング

 2021年の所得税申告で仮想通貨の取引について扱いました。そのさい、2020以前の取引が少ない(もしくは、ない)方のみお受けしましたが、今年はもう少し幅を広げてみようと自分でも始めてみようと決意しました。

 「儲ける」というよりは「仕組みを理解する」ことが目的なので、まずは5月からマイニングを始めました。
※ ETH(イーサリアム)ブロックチェーンがPoS(プルーフ・オブ・ステーク)に移行すると、GPUマイニングの需要は激減するといわれていますが、現時点ではまだ大丈夫です。GPUはNVIDIAのGTX 1660 Supperを購入。

 NiceHashの口座を開設し、マイニング開始。(NiceHashの始め方は検索するとたくさんページが出てきます。) 4時間毎に、マイニング収益が0.00001BTCを超えているかが判定され、0.00001BTCを超えている場合にマイニング報酬が支払われる仕組み。

 注意点としては、収益の認識は、仮想通貨を口座から移したときなどに行うのではなく、報酬が支払われるごとに行うということ。NiceHashの場合、マイニング報酬が記載(日本円を選んでおくと、その時点での円換算も併記あり)されるため、その累積がマイニング報酬となります。

 ようするに税額計算をするためにはマイニング報酬の履歴が必要ということです。
※ 日本円の併記がない場合は、4時間毎のレートを取得するというのは面倒なので、その日の終値などで計算することになると思われます。どのように計算するかは依頼する税理士に詳細をお尋ねください。